top of page

見積り~施行までの流れ

2.png
1.png
3.png
計画図.png
​施行計画作成

 見積りを提出し、実際の施行に向けて話が進む場合は施工計画書を作ります。設計にはいるため費用が発生します)

 

①現地調査

 現地確認をし、実際に目視する事で周囲の状況や曳家工事に伴う障害がないか判断します。

 確認内容として

・資料通りの建物か?

・移動動線に電線など障害は無いか?

・建物床下の確認

・土台の有無

・構造、仕上げ(蔵であれば壁厚)

・内部床撤去が可能か?

・浴室やトイレ納まり、水廻り腰ブロックは?

・玄関サッシ、玄関框など移動可能か?

確認したうえで移動が可能と判断出来れば資料に基づいた施工計画を作ります。 

P1203781.JPG
​曳家に伴う補修工事

 曳家工事は傷みは最小に抑える様に行いますが、現状を全く同じ状態で動く訳ではありません。多少なり補修は必要になります。

 事前に分かっている給排水工事や建具工事などと別に工事後でないと見積り出来ない内容が有ります。

・クロスのシワ、破れ (PBジョイントのパテなどが浮く・入り隅のシワ)

・壁、屋根の漆喰 (壁はほぼ塗直しと考えてください) 

・聚楽のチリの浮きや隙間

・タイル、タイル目地

・外壁コーキング割れ(経過年数が大きいもの)

 ほとんどの物件で補修工事は少ないのですが、建物が沈下している物件を曳家工事で水平に納めた場合、また沈下状態で壁塗替えや床張替を行っていれば傷みが生じる可能性が高くなります。

​ 見積り費用+αを想定して全体施行費用をお考え下さい。

IMGA0900.JPG
施主様・工務店様との協議

 現地確認したうえで変更部分など踏まえて最終見積りを提出します。また施行にあたり施行条件を決めます。

 仮設や補修を地元工務店さんに依頼する事がほとんどです。工務店さんを紹介する場合もあります。

 

 給排水工事はその後の管理もありますので市の指定業者にお願いする様にしています。水漏れなど器具の劣化で身近に起こります。曳家工事は遠方から向かう事が多く、ライフラインの修繕など対応出来ません。

 

 希望の工事時期を聞き工事工程を作ります。

 曳家工事で仮移動し養生する場合、養生期間が1ヶ月以上開くと組付材などレンタル費用が発生する事がありますので注意が必要です。

 冬期の工程は積雪などの影響を考慮して余裕を持った工程にします。台風などの時期は避ける方が良いです。いい仕事が出来ません。

ご契約・施行時期の決定

 工事内容、工事費用、工事見積り、工事条件等をご納得して頂いたうえで工事契約を行ないす。

 

 

bottom of page